生え抜きで唯一FA移籍 駒田徳広氏が語る長嶋監督との軋轢と別れ

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 93年オフに実現したプロ野球のFA制度。今もって、生え抜きで巨人から日本の他球団に移籍したのは駒田徳広ただひとりだ。92年には4番を打ったこともある主砲はなぜ出たのか。

「もう話はしない、君とは」

 93年10月29日、よみうりランドのジャイアンツ球場で駒田は長嶋監督にこう言われた。そのシーズン、駒田は開幕から打撃不振だったが、5月9日のヤクルト戦では3番に抜擢された。ところが初回無死一、二塁の好機に犠打のサイン(成功)。5月22日の阪神戦ではスタメン落ち。89年5月27日から続けてきた連続試合出場は450で途切れた。

 その年、巨人は藤田(元司)監督から長嶋監督に代わった。駒田は「自分は監督に必要とされているのか?」と自問自答を繰り返した。

 広島遠征中の8月19日、中畑打撃コーチ(現DeNA監督)が駒田を名指しして、「オフに取り返しのつかないことになる」と言った。長嶋監督はこれを「行き過ぎた発言」と中畑コーチを注意したが、その後、試合前のミーティングで長嶋監督はこう話したという。

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