酒制限、夜遊び自粛…ロッテ涌井2敗目でも信用できる根拠

公開日: 更新日:

 ロッテ涌井秀章(28)が好投を続けている。開幕戦のソフトバンク戦と4日の楽天戦で連勝。11日の西武戦は黒星も7回2安打2失点。中5日で登板した17日のソフトバンク戦も負けはしたが7回3失点とゲームはつくった。それでも「先頭打者を切ることができず、しかも四球で出した走者を点に結びつけてしまった。申し訳ないです」と反省した。

 ここ3年は2ケタ勝利がなく、西武からFAでロッテに移籍した昨季も8勝12敗、防御率4.21。周囲の期待を裏切り続けた。それが今季は全盛期を彷彿させる雰囲気を漂わせている。

 捕手の田村も「ストレートの威力が強い。投げ始めからミットまで球威が落ちませんから」と言う。チーム関係者によれば、「変化の要因は節制」という。

 涌井といえば酒好きで有名。昨年まではシーズン中でも、ひとりでワインを数本あけることも珍しくなかった。今年は酒量を制限。「夜遊びも控え、食事や登板前日の過ごし方などにも気を使うようになった。これで試合中のスタミナ切れがなくなった」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態