GMも骨抜き…阪神の編成を牛耳る球団トップの“独裁体制”

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 GMといえば、11年まで球団本部長であり、編成部長も兼ねていた沼沢正二氏は12年から電鉄に籍を移し、日本野球機構(NPB)事務局に異例の出向となった。昨年はついに球界を離れ、電鉄本社(総務部)に戻った。

 前出の関係者が言う。

「沼沢さんは野球をよく知っているし機転もきく。セ・リーグの理事長時代は、難しい調整役もこなしていました。我々他球団のフロント陣も、『南さんの後は、いずれ有能な沼沢さんが社長になる』と思っていたのですが……」

 阪神は今季、主力に故障者もいないのにもっか最下位。球団創設80周年の今年も優勝できなければ、球団トップの責任問題が一気に噴出する。

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