ブラッター5選に激怒 “W杯ボイコット”言い出すUEFAの思惑

公開日: 更新日:

「そのような提案はあるかもしれませんが、実際に決めることは難しいと思います。そもそも欧州連盟が現体制を批判しているのは、正義の主張ではない。要するにFIFA内部の利権争いです。ブラッター会長は、アベランジェ前会長(ブラジル)の方針を引き継ぎ、南米以外に、アフリカ、アジアなどのサッカー新興国に多額の資金を使ってきた。原資は高騰を続けるW杯の放映権です。サッカーの盛んな欧州は、長期間にわたってFIFAの金庫の鍵を握られているので、ブラッター体制をつぶしたいのです。今回の汚職事件がこれだけ大騒ぎになったのも、そのような事件に寛容だったスイスを、やはりFIFA利権のうまみから遠い米国が突っつき、捜査当局が動いたからです」

 公正、改革を求めるのがポーズとは……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も