今夜ツォンガ戦の錦織 散髪&バンダナで気合入れ直していた

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 フランスでいま、行われている全仏オープンの試合会場のロッカールームにはヘアサロンがあるという。といっても勝手の分からない外国で髪の毛を切るのは、男女問わず覚悟がいるもの。大会中に髪の毛を切る選手はほとんどいない。

 そんなヘアサロンに足を運び、散髪までやった選手がいる。日本時間2日夜、準々決勝でツォンガ(30=フランス)と対戦する錦織圭(25)だ。

 錦織がヘアサロンで髪の毛を切ったのは4回戦前日の5月30日だった。

 3回戦は相手選手の故障による不戦勝。戦わずして勝利が転がり込んできただけに、緊張の糸がプツンと切れたのは無理もなかった。

 錦織はしかし、4回戦のガバシビリ(30=ロシア)戦を前に、普段、やらないようなことをあえてやった。

■メンタルトレーナーも効果認める

 さらに、帽子からバンダナにしてガバシビリ戦に臨んだ。気合を入れ直すためだった。

 選手は通常、調子の良い間、勝っている間はそのときのリズムを変えたくないもの。ゲン担ぎもそのひとつだ。が、錦織はあえて自分からリズムを変え、これまでとは異なるスタイルで試合に臨んだ。そうやって不戦勝でいったん緩んだ気持ちを切り替え、勝利につなげた。

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