「全米女子プロ」捨て国内大会出場 宮里藍“心変わり”の理由

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 夢は諦めたということか。

 11日に開幕する女子プロゴルフの「サントリーレディスオープン」(兵庫・六甲国際GC)に、4年ぶりに出場する宮里藍(29)が10日、プロアマ戦に出場。冠企業と契約しているホステスプロとあって、同伴者の山本浩二氏(野球評論家)らに笑顔を振りまきながら最終調整を行った。

 それにしても、なぜ今日本にいるのか?

 藍が主戦場としている米女子ツアーは今週、メジャー第2戦の全米女子プロ選手権が開催される。06年から米ツアーに本格参戦している藍は、同ツアーで9勝を挙げ、10年6月から10週間にわたって世界ランク1位にも君臨したことがある。

 昨季、米ツアーで初めて賞金シードを逃したが、それでもメジャー大会に優勝することが最大の目標であり悲願であるのは変わりない。周囲には「メジャーに勝つまでは結婚しない」とも語っているほど、タイトルへのこだわりは強い。賞金シードは失ったものの、今週の全米女子プロの出場権は持っていた。それなのに4年ぶりに今大会に出てくるのは、「全米女子プロの会場が厳しいからではないか」と、あるツアー関係者がこう続ける。

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