人気選手辞退で盛り上がらず…米球宴視聴率が史上最低更新

公開日: 更新日:

 ア・リーグが連勝を3に伸ばした米オールスター(シンシナティ)。先頭打者弾を放ったエンゼルスのマイク・トラウト外野手(23)が史上初めて2年連続でMVPを受賞するなど、話題は尽きなかったが、ファンの関心はイマイチだった。

 オールスターを中継したFOXによると、視聴率は6.6%で12年の6.8%を下回り、史上最低記録を更新した。

 13年は歴代最多の652セーブを挙げたマリアーノ・リベラ、14年にはニューヨークの貴公子といわれたデレク・ジーター(ともにヤンキース)と2人のスター選手が引退前に出場した最後の球宴だったため、視聴率は回復していた。

 今回のオールスターはマーリンズ・スタントン、カージナルス・ホリデーの両外野手らがファン投票で選出されながら故障で辞退。全米でも一、二を争う人気チームであるヤンキース、レッドソックスからの選出が少なく、ファンの関心は低かったとみられる。雨のため試合開始が1時間以上、遅れたことも響いたようだ。

 なお、来年の球宴はパドレスの本拠地サンディエゴの「ペトコパーク」で行われる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘