パ唯一の捕手に“役得”が…西武・炭谷が語った球宴の抱負

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 今月17、18日に開催されるプロ野球オールスターゲーム。パの捕手は炭谷と嶋(楽天)の2人しか選出されていない。しかも、嶋は6月に肋骨を骨折しており、試合に出場していない。それでも後半戦10試合の出場停止を避けるため、強行出場の構えだ。DHで選出された森(西武)は捕手が本業だが、田辺監督の要請でマスクはかぶらないことになっている。球宴2試合の捕手を1人でこなすことになりそうな炭谷を直撃した。

――オールスターのことですが。

「パで2人しか捕手が選ばれてないって話でしょ?」

――骨折の影響で嶋はマスクをかぶれない可能性もある。

「(顔をしかめて)えーっ、しんどいでしょ、ボク1人じゃ。いやいや、全部なんて無理ですよ」

――短いイニングなら嶋も捕手を務めるかもしれませんが。

「それでもキツイっすよ(笑い)。まあ、でも、いろんな投手のボールを受けられると思えばプラスかもしれない。バッテリーを組めば、投手がどんな場面で何を考えているのか、捕手にはわかるんです。オールスターに出る選手は超スーパースターばかりですからね。ボクがボールを受けて感じたことをウチの投手に伝えて、参考にしてもらうことはできる。(言いにくそうに)バッターにも……ほら、ねえ?」

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