今季国内初出場も 松山英樹の態度に「勘違いでは」と厳しい声

公開日: 更新日:

 丁寧に取材に答える石川と違って、松山は口下手で機転も利かず、報道陣やファンの前で見せる憮然たる表情や態度は評判が悪い。記者にコメントを求められても、口下手なりに自分の気持ちや考えを伝えようという意識にも欠けている。これが日本を代表するプロゴルファーなのだから残念だ。

 米国のゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏が、呆れ顔でこう語る。

「松山に限ったことではないが、日本のプロはプレー中に堂々と喫煙したり、マスコミ対応も稚拙。『俺は自分の腕一本で稼いでいるんだ。文句があるか?』と思っているのでしょう。トーナメントというものは、スポンサーやボランティア、ギャラリーやテレビ中継や試合を運営するスタッフなどがいて成り立っている。例えば欧米プロはマスコミに対しても、紙面やテレビで取り上げてもらうことによってファンに自分を知ってもらうという考えです。賞金を稼いだら、チャリティーなどで世の中に還元するという意識もみな持っている。そういう面でも、日本のプロは数十年前と意識が変わっていない気がします」


 かつてはプロゴルファーも野球選手も、試合が終われば雀卓を囲むか、繁華街に繰り出し朝まで飲んだ。翌日は赤ら顔で酒臭い息をしながらコースや球場にやってきて、それでも5アンダーで回ったり、ホームランを打つ「猛者」も珍しくなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇