ゴルフ世界ランク 松山以外の日本人はなぜ低迷するのか?

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 もちろん計算方法は違うが、大きな理由はランクアップに必要なポイントが稼げないからだ。例えば、ゴルフは4大メジャーで優勝すれば100ポイント(P)を獲得できる。米ツアーの準メジャーといわれるプレーヤーズ選手権は80P。メモリアル60P。通常の冠大会でも30~75Pぐらいだ。

 ところが、国内の冠大会はたったの16P。日本オープンでさえ30Pと、世界で評価されていないことがよくわかる。

 先日の全英オープンは、日本ツアーから出場した7人が全員予選落ち。松山以外の選手は、メジャーのにおいを嗅いだだけで帰国したのだから獲得ポイントはなし、日本選手や国内ツアーはレベルが低いとみられて当然なのだ。

 要するに、競技人口や施設などの環境面、賞金で生活しているプロの数などからすれば国内のプロゴルファーのレベルはテニス以下。それでも昨年の賞金王になった小田は約1億3700万円以上も稼いだ。何とも腑に落ちない話だ。

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