王貞治氏は30本で引退したが…野球選手から消えた“引き際”

公開日: 更新日:

 プロ野球ファンの松野弘氏(東農大客員教授)は、対照的な去就についてこんな見方をする。

「私は、どんな職業でも能力さえあればいつまで働いてもいいと思う。例えばイチロー(41)がそうであるように、能力を出すために日々、工夫、努力をするのがプロです。野球選手は一年一年が勝負ですが、今は複数年契約というものがあったり、過去の実績が認められて戦力にならなくても現役を続けていられる選手もいる。日本球界はメジャーに比べて給料が安い。全盛期に給料を抑えられる分、続けることができるなら、なるべく長い期間ユニホームを着ていようと考えている選手が増えているのだろう」

 プロ野球選手は昔から、球団と契約を交わして支配下登録される。とはいっても、かつての年俸査定はドンブリ勘定の部分もあった。

「子供ができたから」「オフに結婚するから」と情に訴え、年俸を上げてもらった選手もいた。

「今は査定ポイントも詳細にわたり、球団がドライになった分、選手も故障して欠場しても、外国人選手のように淡々としている者が多くなった」と、ある球団の関係者は言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール