メジャーへの供給源だけじゃない 米「独立リーグ」4つの機能

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 成績不振や故障で一度メジャーから脱落した選手の再生工場という機能もある。元レイズのエースだったスコット・カズミア(現アストロズ・31)はエンゼルス移籍後、球速が130キロ台に低下しメジャーから姿を消した。その後、引退も考えたが、独立リーグで投げているうちに球威が回復。インディアンスに迎えられ、それを足掛かりに完全復活した。

 一度ドロップアウトした元ホープを受け入れて、再チャレンジの場を与える役割もある。マリナーズのトム・ウィルヘルムセン(31)はブルワーズ入団後、マリフアナの吸引が発覚して球界から去った。その後バーテンダーになったが、大リーガーになる夢を捨てきれず、地元の独立リーグ球団に入団して投手生活を再開。それを足掛かりにマリナーズでメジャー入りを果たし、クローザーに上り詰めた。

 この他、独立リーグには、現役生活に未練がある元大リーガーにプレーする場を提供する機能もある。今季、渡辺俊介(38)が所属する独立リーグのランカスターは、半分くらいが元大リーガーで、37歳になる元阪神のフォッサムや41歳になる元ダイエーのネルソンも在籍している。

(スポーツライター・友成那智)

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