8勝目マー君脅かす ヤンキース若手有望右腕ついにデビュー

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 ヤンキース・田中将大(26)が4日のレッドソックス戦に登板。6回3分の0を1本塁打含む5安打3失点で8勝目(4敗)を挙げた。

 2点リードの七回に5番サンドバルに一発を浴び、今季16被本塁打で早くも昨季を上回った。打線の援護にも恵まれて白星を手にしたが、終盤戦に向けて不安を残した。

 チームは現在、2位のオリオールズ、3位ブルージェイズとは5.5ゲーム差のア・リーグ東地区首位(3日終了時)。積極的に補強したライバル2球団とは対照的にヤンキースは控え野手を獲得しただけ。ここにきて前半戦に投手陣を牽引したピネダ(9勝7敗、防御率3.97)が右上腕の張りを訴えて離脱。ヤンキースの3年ぶりのポストシーズン進出は田中の働きによるところが大きいが、依然として昨季痛めた右肘に不安を抱えているだけに心もとない。

■“ペドロ・マルティネス2世”と呼ばれる逸材

 その田中に代わって終盤戦で頼りになりそうなのが、5日にメジャー初登板を控える新人右腕のルイス・セベリーノ(21)だ。ドミニカ共和国出身のセベリーノは今季3Aで無傷の7勝、防御率1.91。将来のエース候補で、同じドミニカ出身で通算219勝(100敗)をマークした“ペドロ・マルティネス2世”と言われる逸材だ。

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