本人は気づかず打撃 医者が驚いた清宮幸太郎「2度の腰骨折」

公開日: 更新日:

 中学1年が終わろうとする冬の練習中、清宮幸太郎(16・早実)に異変が起こった。打ってファーストを駆け抜けた瞬間、うずくまって動けなくなった。腰の疲労骨折だった。

 医師によると、おそらくスイングスピードの速さに、体が耐えきれなかったのだろうとのことだった。筑波大の協力で身体能力をテストしたことがある。スイングスピードは133.4キロ。大学生の平均より高く、チームメートを凌駕していた。

 腰の骨折を診断した医師はさらに、驚くべき事実を発見した。腰には別の骨折の形跡があり、すでに自然治癒しているという。おそらく小学生の時に折れていたのではないかということだった。

 幸太郎はその事実を知らなかった。小4で野球に専念するまで、ラグビーも掛け持ちしていたが、折れたことに気づかないままプレーしていたことになる。

 中1の夏まで指導した北砂リトルの日高淳二監督(43)は、「その話は初めて聞きました」とこう語る。

「腰が折れていたなんて、そんなそぶりは一切見せなかったですね。小6の時、投げすぎで肩を痛めたことはありましたけど、打撃はずっとやっていましたし、そもそも腰が折れていたら、バットは振れなかったはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情