平井監督はもう懸念…世界水泳金メダリストの“落とし穴”

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「五輪出場の内定を有効に活用して、来年は最高のパフォーマンスを発揮できるようにしたい」――。水泳の世界選手権(ロシア・カザニ)の男子400メートル個人メドレーで日本人初の連覇を果たした瀬戸大也(21)が、来年のリオ五輪でのメダル取りを口にした。

 競泳の日本代表が11日、凱旋帰国し、瀬戸の他、女子200メートル平泳ぎの渡部香生子(18)、同200メートルバタフライの星奈津美(24)の3人の金メダリストが会見。今回の金獲得でリオ五輪の出場権が与えられただけに「じっくり強化したい」と口を揃えた。

 リオ五輪開幕(現地時間8月5日)まで残り約1年。金メダリスト3人が話した通り、今後はリオでの表彰台を目指してレベルアップに励む時間は十分にある。日本勢はもちろん、海外のライバルたちにも先んじて強化できるが、瀬戸、渡部、星の3人はリオでも金メダルを取れるのか。

 競泳の平井伯昌日本代表監督は「現時点で一番強い選手が金を獲得できたのは確かです」としながらも、リオの見通しに関しては表情を曇らせた。

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