世界陸上で金でも744万円 日本から陸上選手がいなくなる日

公開日: 更新日:

 金メダルの価値ってその程度なのか?

 隔年開催の世界陸上が22日開幕する。陸上界にとっては、4年に一度の五輪と並ぶビッグイベントだが、賞金額を聞いて驚いた。

◆個人種目
優勝…6万ドル(約744万円)
2位…3万ドル(約372万円)
3位…2万ドル(約248万円)

◆リレー種目
優勝…8万ドル(約992万円)
2位…4万ドル(約496万円)
3位…2万ドル(約248万円)

※個人もリレーも8位(4000ドル=約49万6000円)まで賞金が出る。

 世界のトップランナーたちは、スポーツメーカーと破格な契約を結んでおり、世界陸上や五輪で金メダルを手にしたり、世界記録を更新すれば、別途高額ボーナスが支給される。

 米誌フォーブスによれば、100メートル、200メートルの世界記録保持者で、五輪と世界陸上で合計14個の金メダルを取ったウサイン・ボルトは、契約メーカー1社(プーマ)からだけでも年間900万ドル(約11億1600万円)が入るという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも