世界陸上で金でも744万円 日本から陸上選手がいなくなる日

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 それにしてもだ。みんながみんなカネのために陸上をやっているわけではないだろうが、世界選手権の金メダルでも賞金が1000万円に満たないというのは、あまりに安くないか。

 例えば31日開幕の全米オープンテニスの優勝賞金は330万ドル(約4億920万円)。準優勝160万ドル(約1億9840万円)。1回戦負けでも3万9500ドル(約490万円)だから世界陸上の銀より賞金は高い。

 J・デイのメジャー初優勝で幕を閉じた、先週の全米プロゴルフ選手権の優勝賞金は180万ドル(約2億2320万円)だったが、ゴルフの米ツアーには、レギュラーシーズンが終わると、ポイントランキング上位125人が出場する「フェデックスカップ・プレーオフ」がある。

 このフェデックスカップとは、「ザ・バークレイズ」「ドイツバンク選手権」「BMW選手権」「ザ・ツアー選手権」の4試合からなり、試合を消化するごとに125人から100人、70人と成績下位選手がカットされていく。最終戦は30人の選手で争われ、最終戦終了後のポイントランキングがトップの者はシーズンチャンピオンとして1000万ドル(約12億4000万円)ものボーナスを手にできる。

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