活動期間は年間90日 米国の「高校野球」は日本とはまるで違う

公開日: 更新日:

 日本と米国の野球文化には大きな隔たりがある。それがとくに顕著なのが高校野球だ。

■他競技に比べ

 日本と違って米国の高校ではフットボールとバスケが2大人気スポーツで、高校野球はマイナーな存在だ。甲子園の高校野球のように注目度の高い全国規模の大会も存在せず、各州の高校選手権が最大規模の大会だ。全国大会としては退役軍人協会がスポンサーになって毎夏に開催される「アメリカンリジョン選手権」があるが、これは学校単位ではなく、地域ごとに年齢別のチームを編成して行われるものだ。

■活動期間は春の90日

 米国の高校ではスポーツ活動が3シーズン制になっていて一年中野球ばかりやることはできない。フロリダ州を例にとると秋のシーズンはフットボール、ゴルフバレーボール(女子)、水泳。冬はバスケット、サッカーレスリング。春は野球、テニス陸上競技、バレーボール(男子)と明確に色分けされている。同州の高校で学んだアレックス・ロドリゲスは、秋はフットボールのクオーターバック、冬はバスケのポイントゲッター、春は野球の主砲で、3つのスポーツで花形だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償