横審稽古総見で相撲取らず…横綱白鵬の“打算と誤算”

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 4日に行われた大相撲の稽古総見。13日に初日を迎える9月場所に備えて多くの力士たちが汗と土にまみれる中、一人カヤの外だったのが横綱白鵬(30)だ。

 同じ横綱の鶴竜日馬富士は幕内力士相手にいずれも十数番。稀勢の里琴奨菊豪栄道照ノ富士の4大関も、申し合いで激しくぶつかり合ったものの、白鵬だけはすり足など軽めの調整しかせず、最後まで相撲を取らないまま国技館を引き揚げた。

 白鵬はもともとスロースターター。本場所序盤に取りこぼすことも珍しくなく、稽古総見の時期はなおさら体が動かない。だからこそ、ぶつかり稽古には「話題性があり、かつ自分が楽に勝てる相手」を選んでいた。旬の力士を圧倒的な力で叩きのめせば、マスコミが食いつくことがわかっているからだ。

 ところが、現在は遠藤逸ノ城の人気も落ち着き、旬と呼べる力士は皆無。かといって、周囲が普段以上に白熱する中、自分だけ何もしないのもバツが悪い。そこで横綱候補でもある照ノ富士を指名しようとしたのだが……。ある相撲関係者が言う。

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