日本は高すぎる? ゴルフの「チケット価格」を米ツアーと比較

公開日: 更新日:

 先ごろ行われたツアー外競技「ネスレ日本マッチプレー選手権」は優勝賞金7000万円という高額賞金で注目を集めたが、それ以上に話題になったのが、プレミアムチケットだった。限定300枚で販売され、価格は3万円。

 このチケットを買えば、プロゴルファーと同じクラブハウスの前の駐車場に車を止めて、通常大会では入れないクラブハウスに自由に出入りができ、しかも選手と同じレストランで食事ができる。さらにプロ仕様のヤーデージブックとオリジナルチェアのお土産までつく。

 しかし、こんな特典をつけること自体、不思議な話。おまけをたくさんつけなければ3万円をとれないだろうと、主催者もわかっているのだ。

 これが海外になると全米オープンの7日間通し券は450ドル(約5万4000円)。もちろんお土産はない。

 先週開催された、ANAオープンの前売り通し券1万1000円の5倍になるが、J・スピースやR・マキロイなど、世界のトッププロたちのスーパープレーと、メジャー設定のタフなコースをじっくり歩いて見ることができれば、決して高くないと、連日2万人以上もの観客が詰めかけた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方