右肘“ねずみ”除去手術成功でも消えない田中将の故障不安

公開日: 更新日:

 実際、今季の田中の投球内容を振り返ったメジャーの大物OBからは故障を懸念する声が相次いでいる。今季終了後には今年1月に野球殿堂入りした通算219勝右腕のペドロ・マルティネス氏(元レッドソックス他)が「どこか痛めていると自分自身にストップをかけてしまい、思い通りの投球ができなくなる。故障している投手によくある現象だ」と指摘。今季25被本塁打と一発が多かったことにヤンキースOBのゲーリー・シェフィールド氏は「制球ミスが多い原因は故障にあるのかもしれない」と技術的なことより右肘の状態を不安視している。

 田中は来季も右肘の状態を見ながらの慎重な登板を強いられそうだ。

▽田中のコメント
「キャンプには万全の体調で臨めるよう、しっかりリハビリに励みたい」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議