フィギュア羽生結弦 GPファイナル史上初3連覇へ視界良好
フィギュアスケートのGPシリーズ上位6人が争うファイナル(スペイン・バルセロナ)で、男子史上初の3連覇を目指す羽生結弦(21)が好調だ。
開幕を翌日に控えた9日(日本時間10日未明)の公式練習では、2種類の4回転ジャンプやコンビネーションを成功させるなど、順調な仕上がりぶりを披露した。
会場は昨年、連覇を達成したリンクだけに、「ここに来るのが楽しみだった。(滑りの感触は)しっくりきて良かった」と満足そうに振り返った。
今大会は2季ぶりに復帰した元世界選手権王者パトリック・チャン(カナダ)らとの争いになるが「自分自身を高めながら、守りに入るのではなく、攻めていきたい」と強気な姿勢を崩さなかった。
5度目の優勝を目指す浅田真央は、ジャンプの精度を欠くなど不安を残した。