復活期す“策士”西岡 「攻撃的2番」起用で金本阪神怖さ倍増

公開日: 更新日:

 西岡は昨季、19試合で2番に座っている。「攻撃的2番になりたい。時に面白いこともしたい」と話したこともあった。

 クセものの西岡は、2番に座った06年WBCのキューバとの決勝戦で、1点リードで迎えた九回1死一塁でプッシュ気味にセーフティーバントを決めて好機を拡大、その後の大量点につなげた。

 14年の日本シリーズではラインの内側を走って走塁妨害になったように、やり過ぎで裏目に出ることもあるが、相手チームに何をやってくるかわからないと思わせる策士でもある。2番に置けばおもしろい選手だ。

 西岡と二塁を争う上本は昨季12失策と守備に課題があり、好守の大和は貧打でベンチの策は限られる。

 実は崖っぷちの西岡が、金本阪神のキーパーソンになるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"