ギャレットも神妙 松井秀喜氏“ヤンキース流”で助言の説得力

公開日: 更新日:

 バットを片手に、身ぶり手ぶりで打撃をレクチャーしているのは巨人の宮崎キャンプに臨時コーチとして参加している松井秀喜(41)。フリー打撃の前に一塁ベンチ付近に集合した一軍野手全員を前に、10分以上もアドバイスを送った際のひとコマだ。

 松井は「経験した中で打撃で大事だと思うこと、素晴らしい打者に共通している点を伝えた」と言う。

 連日、熱心に助言を送る姿に報道陣は「ゴジラがついに本気を出したか!」と色めき立ったが、「ぜひ、話してくれとお願いされた。最初は村田さん(ヘッド)、内田さん(打撃コーチ)、その後に監督にも」と松井。高橋監督は「軸足が大事とか、どんな打者でも打つ体勢に入る形が大事とか。全員に合うかは別問題だけど、ヒントになるかも」と話した。

 亀井が言う。「体重移動の割合や間の取り方の話。これから意識していかないと。A・ロッド、ジーター、ポサダの名前が出た」。松井はどうやらヤンキース時代の同僚の打撃を引き合いに出しながら話をしたようだ。

 ちなみに、こちらも前ヤンキースの新外国人ギャレットは「忘れがちな基本的な話を思い出せて良かった」と妙に納得した表情だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは