侍Jにステータスなし? 主力選手軒並み辞退の“謎解き”

公開日: 更新日:

 さらに、プロ野球OBは、「選手たちが強化試合に魅力を感じていない」と、こう続ける。「WBCとは違い、今回の強化試合は言うなれば、常設化をアピールしたい侍ジャパン、NPBにとっての資金集めの場です。代表メンバーとして存在感をアピールしたいと思う選手は別ですが、特に大谷、藤浪ら先発投手が軒並み辞退したのは、開幕に向けての調整を崩してまで出たいとは思っていないことが大きいと思う。日の丸を背負うわけだから、出たら出たで力を抜くことはできませんしね。しかも、出場の“お手当”もせいぜい200万円程度という。給料の高い連中でなくとも、『開幕前の大事な時期に、そこまでのリスクを背負ってまで……』と考えるのも仕方のないことですよ」

 小久保監督は懸案のリリーフ陣については、「今大会については2試合しかない。中継ぎという考え方というより、開幕投手候補や3連戦の頭に投げる投手が多数いるので、前もってイニング数を伝えながら、権藤投手コーチと決めていく」と苦しい胸のうちを明かした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"