抗議殺到、選手も不安…急浮上する侍J小久保監督の去就問題

公開日: 更新日:

「朝から抗議電話がかかりっぱなし。回線がパンク寸前だったそうです」

 こう話すのは、さる放送関係者。

 プレミア12の準決勝・韓国戦(19日)での逆転負けから一夜明けた20日、NPBにはファンからの小久保監督(44)批判の声が殺到したという。

「先発の大谷(日本ハム)を1安打11奪三振の好投で85球しか投げていないのに七回で交代させたことや、八回から2番手で登板した則本(楽天)を九回まで引っ張って逆転負けを喫した継投ミスについての声が大半だといいます。いくら監督経験がない小久保監督でも、大事な試合で勝てない勝負弱さを指摘する声、はたまた『小久保監督ではWBCは無理。解任しろ!』という厳しい声もあったようです」(前出の放送関係者)

 すでに代表周辺では、小久保監督の去就問題が急浮上している。さる球界OBは、「優勝できなければ3位も4位も同じ。17年3月のWBC開催まで時間的な余裕がないことから、大会終了後の小久保監督の退任を見据えた動きもチラホラ見え始めてきた」と声を潜める。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない