パ最多勝の涌井も選外…侍Jにロッテ選手ゼロの不思議

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「失うものはなにもない。チャレンジャー精神で目いっぱい戦いたい」

 ロッテの伊東監督が9日、日本ハムとのCSファーストステージ開幕の前日会見でこう意気込んだ。

 ロッテは今季3位に終わったが、05年は2位、10年も3位からCSを勝ち抜き、日本一になった。今年は5年周期のゴールデンイヤーにあたり、3度目の「下剋上」達成にファンの期待が膨らむ。

 一方でこの日は、11月の「プレミア12」に出場する侍ジャパン28人の最終メンバーが発表された。ロッテは12球団で唯一、選出者ゼロという悲しい結果に終わった。

 1次候補の45人に加わり、今季、打率・317、15本塁打の活躍を見せた清田(29)、今季15勝で最多勝のタイトルを獲得した涌井(29)の2人は代表入りしても不思議ではなかった。

 清田は最近、女性問題が取り沙汰され、涌井も過去に何度も週刊誌の“お世話”になっている。巨人の福田による野球賭博が発覚し、球界全体がスキャンダルに敏感になっていることが選考に影響したのかはわからないが、もしロッテが日本一になったら、「プレミア12」は日本一戦士の不在というお寒い状況で挑むことになる。

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