楽天オコエが関東第一を卒業 母校初の特別表彰受ける
「寂しいのはやまやまですが、後ろは見ずにしっかり前を見たい」
8日、楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉(関東第一)が母校の卒業式に出席し、高校生活に別れを告げた。昨年の甲子園、「U-18」での活躍が認められて同校初の特別表彰を受け、母校のヒーローとなった。
もっとも、紅白戦、練習試合を含めた実戦の成績は、打率.219。池山打撃コーチはオコエが目標とする開幕一軍のノルマを、打率.250以上に設定しているという。1試合1本は打つ必要があるから、結構高いハードルといえる。
9日からチームに再合流するというオコエは「余韻に浸らず課題を克服したい」と気持ちを新たにしていた。キャンプから休みなくバットを振り込むなど、プロ入りしてから着実に成長を見せているだけに案外、アッサリとノルマを達成するかも。