理事長を週刊誌で口撃 “悪巧み”仕掛ける貴乃花理事の魂胆

公開日: 更新日:

 週刊誌発売日翌日の11日には、大阪で理事会が開かれた。さる親方が当時の様子についてこう言った。

「宗像さんは理事会でも週刊誌と同様の趣旨のことを発言して、八角理事長を批判。それに貴乃花理事が合いの手を入れる感じで発言していたそうです。不満があるなら週刊誌でなくまず理事会で発言すべきだし、そもそも勤務先の内情をペラペラと口外するのはおかしい。なのに宗像さんは理事会終了後も、自分から報道陣に向かってあれこれしゃべりだしたといいますからね。理事長や広報を通して協会として発表するならともかく、理事会後の発言はそうじゃなかった。協会にとってマイナス、現体制にダメージを与える話を積極的に発信しているとしか思えないのです」

 別の親方が引き取ってこう言う。

「今月末の理事長選に立候補する貴乃花のバックにいるのが、宗像理事とパチンコ業者から裏金をもらった顧問です。裏金顧問は1月下旬、八角理事長から解任されたのですが、貴乃花は八角理事長に、北の湖前理事長のもとで一緒に働いてきた人をクビにするのはどうか、もう一度、雇えないかと申し入れているそうです。理事長選が近いこともあって、貴乃花一派は何としても現体制を転覆させて、自分たちで協会を運営したい。それで目の色を変えているのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった