高橋昂也擁する花咲徳栄監督が明かした「選手獲得」の実際

公開日: 更新日:

――埼玉県は野球が盛んな地域。有力選手の取り合いになることはありませんか。

「ウチもそうですが、大半の私学は近隣の子を中心に選手を集めているので、そうしたことは少ないですね」

――花咲徳栄には大阪や北海道出身の選手もいますが……。

「それだって、自分たちから声をかけて勧誘したわけではありません。ウチで野球をやりたいという子が多い」

――少なくとも、県内ではおのおのの学校が地域を重視していると。

「中には埼玉県全域に網を張って、有望な子は地域を問わず声をかける学校もありますよ。ウチが狙っていた地元の中学生を、土壇場でひっくり返されたこともある」

――それでは監督も面白くないのでは?

「それはあくまで向こうのやり方なので、私から特に何か言うことはありません。じゃあ、ウチも他の地域、例えば県西部まで手を伸ばして選手を集めるかと言えば、そこまではしない。そもそも、争奪戦をしてまで選手を獲得するほどのお金は、ウチにはありませんから(苦笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも