新監督唯一の黒星発進 金本阪神「超変革」どこまで貫ける

公開日: 更新日:

「攻める姿勢を見せたいというなら、金本監督はもっとハチャメチャなことをやっていい。西岡の走塁、メッセの盗塁にしても当たり前のプレーの域を出ない。監督が色を出すのはスタメンです。『2番にバントをさせない』と攻撃的野球を掲げるのであれば、その昔、マリナーズでA・ロドリゲスが2番を打ったように、中心打者の福留やゴメスを2番に置いてもいい。やってみないと結果は分からないのですから」

 阪神は05年を最後に10年間、優勝から遠ざかっている。10年分のフラストレーションをためるファンは指揮官以上に「超変革」を求めている。OBだって応援ムードは最初だけ。結果が伴わなければ、すぐに手のひらを返すのが阪神のお決まりだ。

 金本監督はこの日、「消極的になる自分が怖かったが、わりとアグレッシブにいけた。失敗してもいいから怖がらずに攻めていきたい。僕が恐れたら選手が恐れる」と話したが、1年間ブレずに自分を貫けるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗