シリア戦では“天才” 調子に振幅の香川に「W杯のトラウマ」

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 ドイツの強豪ドルトムントでプレーするMF香川真司は、今月17日に27歳の誕生日を迎え、日本代表の「顔」になるべき年齢となった。だが、このところ日本代表では停滞感ばかり漂い、24日のW杯2次予選アフガニスタン戦でも、同ポジションのライバルMF清武弘嗣(26)の4点に絡む活躍とは裏腹に何のインパクトも残せなかった。

 29日のW杯2次予選最終戦シリア戦、トップ下でスタメン出場した香川は、序盤からシュートチャンスを外し続けたが、後半21分にようやく大仕事をやった。ペナルティーエリア内でゴールに背を向けた状態で浮き球を胸トラップ。そのまま時計回りに回転しながら左足ボレー。ゴール右に決まり、シリアの選手は戦意喪失。後半41分45分にも相手GKと1対1のシュートチャンスを確実に決め2得点。試合も終わってみれば5―0のゴールラッシュ。日本は2次予選E組を1位で突破した。

 とはいえ、香川がこれで代表での不調から脱し、9月開幕のW杯最終予選に臨めるとは言い切れないようだ。サッカージャーナリストの六川亨氏がこう言う。

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