五輪“念頭”発言も飛び出し 真央復帰初戦Vの経済効果いくら

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 スケート関係者が狂喜乱舞している。

 フィギュアスケート女子の浅田真央(25)が1年間の休養を経て2季ぶりに出場したGPシリーズの中国杯でいきなり優勝。ヒロイン不在に頭を抱えていた連盟はこれだけでも小躍りだが、華々しい復活から一夜明けた8日、本人がこう言ったものだから、もう大変である。

「自分が望んで復帰したので本当によかった。頭の隅に五輪はあります」

 フィギュア関係者は今季の結果や内容によっては、再び「引退」を口にするのではないか、と気を揉んでいた。それが、3年後の18年平昌冬季五輪出場にまで改めて意欲を見せた。スポーツ紙も「真央、金メダルを目指す!」と自分のことのように喜んでいるのだ。

「新聞やテレビへの影響を含め、今回の浅田選手の復活優勝は相当な経済効果を生むはずです」

 ロータス投資研究所代表の中西文行氏がそう言って続ける。

「優勝も見事でしたが、一年間の休養を経て大人の女性に変貌したのも印象的でした。可憐だったイメージに色気が加わった。浅田選手をCMに起用したいと考える企業にすればこれは大きい。もともと老若男女から幅広く支持される希有な存在でしたが、これまでは他の層に比べると関心度の低かった中高年の男性にも大人になった浅田選手への興味が広がる。対象顧客層が拡大するわけですから、今以上にスポンサーが増えるはずです」

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