松山は5差7位 オーガスタ攻略の課題は“弱気パット”克服

公開日: 更新日:

【マスターズ 最終日】

 首位に2打差発進の松山英樹(24)は、十分に優勝を狙える位置にいた。しかし、終わってみれば通算イーブンパーの7位タイ。96年以来となる英国人優勝となったD・ウィレット(28・英国)から5打差もつけられての幕切れとなった。

 J・スピース(22)とS・カウフマン(24)の最終組から1組前でスタートした松山は苦手な1番でグリーンを外していきなりボギー先行。2オンに成功した2番パー5で取り返すも4番、5番で3メートル以内のパーパットが入らない。第1打が右サイドの木に当たった6番はアプローチもミスしてダブルボギー。早々と優勝争いから脱落した。

 バック9に入ると本来のショットが戻ってきた。10番で4メートルのバーディーパットを沈め、12番からは4連続でチャンスをつくったが、パターに泣かされ決められない。

 12番はカップ手前3・5メートルを右に外し、13番は第2打をピン左2メートルに乗せるもイーグルパットがカップの左を通過。14番は手前2.5メートル、15番も手前2メートルのバーディーパットがカップインしなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ