最終18番で痛恨ダボ アンを追い詰めた川奈“魔のグリーン”

公開日: 更新日:

【フジサンケイレディス】

「本当に信じられない。100%プレーオフだろうな、と思っていたから……」

 プレーオフに備えてパット練習をしていた大山志保(38)が、突然転がり込んできた勝利に一番びっくりした。

 最終組の1組前でプレーした大山はこの日、4バーディー、ノーボギーの68で回り通算11アンダーで先にホールアウト。

 単独首位に立っていたのは16番、17番の連続バーディーで通算12アンダーまでスコアを伸ばした最終組のアン・ソンジュ(28)だった。

 前日には大会記録タイの64をマークしており、18番は初日ボギー、2日目バーディーと大きく崩れていない。ところが、フェアウエーからの2打目がグリーン手前の名物アリソンバンカーにつかまると、脱出はピン上5メートルと寄らない。パーパットを1・5メートルオーバーすると、返しも外れてまさかの3パットでダブルボギー。目前で勝利がするりとこぼれ落ちた。

 アンはパット巧者として知られ、今季平均パット数(1.7834)はランク6位。パーセーブ率(89.8148)はランク2位と安定感がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも