戦術ピタリ リオ五輪サッカーOAに岡崎1人召集という選択

公開日: 更新日:

 男子五輪代表の手倉森誠監督(48)は、リオ五輪で年齢制限なしのオーバーエージ(OA)3人枠を使うことにしているが、そのことでアレコレ頭を悩ませている。

 前回12年ロンドン五輪ではDF吉田麻也(英サウサンプトン)、DF徳永悠平(FC東京)の2人が招集され、4位の立役者となった。96年アトランタ大会の西野朗監督と08年北京五輪の反町康治監督はOA枠を使わなかった。

「監督それぞれではあるが、手倉森監督は五輪最終予選を突破する前から『目標をロンドン五輪以上に設定する。当然メダル獲得のためにOA枠を活用する』と決めていた」(サッカージャーナリスト)

 そんな中、サッカー関係者の間で「これが最良の選択」と言われている方策がある。英プレミアリーグで首位を走るレスターのFW岡崎慎司(30)を“1人だけ”OA枠で招集するのだ。

 プレミアでは中堅以下レベルに過ぎないレスターが首位をキープしているのは、岡崎を筆頭に前線からハードに守備をし、堅く守って鋭いカウンターを仕掛け、少ないチャンスをモノにして逃げ切るという戦法がハマっているから。これはリオ五輪本大会で日本が勝つためにやらないといけない戦い方だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性