Gドラ2重信は足でヤクルト山田超えが一軍定着の絶対条件

公開日: 更新日:

「ここから盗塁王を取れ」と言わんばかりに、今後は走りまくり指令が出ることが予想される。盗塁数はヤクルトの山田が12でリーグトップ。巨人で一番多いのは立岡の8だが、重信はキャンプの最初の実戦5試合で4盗塁と走りまくった。二軍でもこれまで14盗塁でリーグトップ。そんな韋駄天なら、追いつけない数字ではない。

 原前監督時代、巨人はよく走った。昨季は99、14年は102でリーグトップ。それが高橋監督に代わってから、ピタッと止まった。この日の試合の前まで盗塁数はリーグワースト2位タイの16。他球団のスコアラーは「高橋監督はあまり動かない『横綱』野球をやる印象。代走の切り札、あの鈴木でさえ、いまだ1盗塁。『いつでも走っていい』と言われているというが、高橋監督の野球を見ているとスタートが切りにくいのではないか」と指摘している。

 停滞しているチームに足でカツを入れる役割。まずは何としても塁に出ること。チャンスが何度もないのも、巨人の掟である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動