大谷170キロと桐生9秒台 「夢の記録」達成は可能なのか

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 オフに大谷と一緒にトレーニングをしたダルビッシュ(29=レンジャーズ)は、大谷の筋力に関してこう言っている。

「大谷は筋力値が高く、瞬発系に優れているから球が速い。でも、僕みたいな調整力とか、細かいところはタイプではない。必要なのは細かい感覚で、そこを磨くことが大事」

 だからこそダルは足りない部分を補いたいと考えたし、手術後のリハビリとトレーニングによって実際、球速は160キロ程度までアップした。

 日本ハムOBによれば「大谷は高校時代も含めて限界まで鍛えた経験がない。監督やコーチはなにより、ケガや故障が怖いからね。投手としての伸びシロは計り知れない」そうだから、正しい体づくりによって170キロも決して不可能ではないのだ。

■桐生は同タイムに3年がかり

 大谷が「160キロ」を連発した前日、陸上男子100メートルの桐生祥秀(20=東洋大)が、日本学生陸上競技個人選手権(平塚)で、3年ぶりに自己ベストタイの10秒01(日本歴代2位)をマークした。

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