男子ハンマー投げ 室伏は“論功行賞”で5度目の五輪有力視

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 室伏は「今は日本選手権でベストを尽くすことしか考えていない」とリオ五輪出場に関しては言葉を濁した。参加標準記録についても「それは考えていない」と言うものの、条件をクリアできなくても5度目の五輪切符が転がり込む可能性が出てきた。

 五輪出場にはIAAFの「招待枠」がある。日本選手権に出場して3位以内に入り、なおかつ日本陸連の強化委員会の推薦があれば、望みが出てくるのだ。

 今回、男子ハンマー投げにエントリーしたのは室伏も含めて19人。自己ベストが参加標準記録に達している選手は皆無だけに、室伏が「3位以内」に入るチャンスは十分にある。

 最終的にIAAFの判断になるが、室伏はIAAFの選手委員を務めるなど、世界的に見ても陸上界の功労者。これまでの実績も加味され、論功行賞としてリオ五輪への出場権を与えられるともっぱらだ。ハンマー投げの競技人口は海外を見渡してもまだまだ少ないだけに、元金メダリストの存在は競技の普及拡大にもプラスになる。リオのフィールドでは室伏の姿が見られそうだ。

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