国際大会Vの伊調馨 「限界説」払拭し“霊長類最強”継承へ

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 すでに五輪、世界選手権合わせて13大会を制しているベテランは「女子のレベルは上がっているし、もっとレスリングを極めたい」と、貪欲な姿勢を崩さない。最近では「ただ、勝つだけでは満足しない。試合内容にもこだわりがある。相手を攻め倒して勝つのが理想」というのが口癖だ。

 4連覇のかかるリオは「しっかりと自分のレスリング(攻撃主体)をすること」だという。20年東京五輪は36歳で迎える。吉田は「リオで4連覇して引退となれば最高」と公言している。もしも伊調が5連覇なら、吉田の持つ「霊長類最強の女子」という称号を受け継ぐのは間違いなく伊調だろう。

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