全米女子OP前哨戦 「ウォルマートNW」の見どころは?

公開日: 更新日:

 今季米女子ツアーはこれまで17戦を消化して、タイのアリヤ・ジュタヌガーン(20)が3勝の最多勝をマークして賞金ランク2位。複数回の2勝は世界ランク、賞金ランクで首位に立つリディア・コ(19=ニュージーランド)、野村敏京(23)、韓国勢のキム・セヨン(23)、ジャン・ハナ(24)の4選手と若い世代の活躍が目立つ。

 その一方で米国勢が低迷している。賞金ランクトップ10に米国人プロは6位のリクシ―・トンプソン(21)一人だけだ。

 今週の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」の見どころは2週間後に迫った女子メジャー3戦目の全米女子オープン(7月7日開幕)に向けてトップ選手がどのように調整してくるか、だ。

 7月には全英女子オープン(28日開幕)が続き、8月に入るとトッププロはリオ五輪と例年と違うタフな日程になる。全米オープンタイトルは、男子大会で初優勝したD・ジョンソン同様にギャラリーから「USA、USA」の大声援が湧き起こり、米国選手にとって一番燃える大会だ。

 それだけに選手の仕上がり状態をチェックする上でも今週の成績は意味が大きい。

 日本勢は昨年大会で優勝争いを演じて2位だった宮里美香をはじめ、12年大会優勝の宮里藍、2勝を含む今季5度のトップ10入りで賞金ランク5位につける野村、そして上原彩子、横峯さくらが出場する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー