貧打巨人 選手間投票で選出された大砲たちに“舌なめずり”

公開日: 更新日:

 巨人が打てない。完封負けを食らった6月28日の初戦の散発3安打に続き、同30日の中日戦もわずか2安打で若松に完投を許した。坂本のソロで1点を先制したまでは良かったが、2安打で勝てるはずはない。1-1の九回に登板した沢村の2度の暴投で2点を失いジ・エンド。巨人は借金3に逆戻りである。

 こんな時こそ外国人選手に助けて欲しいが、7番のギャレットは中日との3連戦で合計10タコ。26日のDeNA戦で3打席連続本塁打を放って覚醒したかに思われたが、再び眠りに入ってしまった。打率.239、12本塁打の体たらく。もう一人の助っ人野手のクルーズの方は、2度目の故障離脱中である。

 この日、球宴の選手間投票結果が発表され、セ・リーグはヤクルトのバレンティン、広島のエルドレッド、パ・リーグは西武のメヒアの計3選手の出場が決まった。メヒアは24本塁打、66打点で現在2冠。エルドレッドは離脱しているが、打率3位、16本塁打で春先の広島を引っ張った。バレンティンも同数だが、13年には60本を放ち、シーズン最多本塁打記録を更新している言わずと知れたホームランバッター。まさに巨人垂涎の大砲たちなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗