実力不足に援護もなく…稀勢の里「綱とり」への内憂外患

公開日: 更新日:

「上にいるモンゴル人横綱3人が、日本人力士を横綱にさせまいと目の色を変えている。2人ならともかく、同じ目的意識をもった3横綱を相手にしなければならないのは厳しい。せめて稀勢の里と同等の力を持った日本人力士があと1人でもいれば状況も変わるかもしれませんけど、1月場所で初優勝した琴奨菊はその後、からっきしですからね」

 二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)はこの日、稀勢の里の綱とりが9月の秋場所に継続することを認めたうえで、「まずは優勝。みんなが納得する」と言った。だが、稀勢の里自身と周囲の状況が劇的に変わらない限り、よくて「優勝に準じた成績」という結果も一緒に違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束