エース早川も早大進学? 木更津総合の五島監督に聞いた

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――野球部として卒業後の「出口」を広げたい考えはありますか?

「たとえば、今いる大島というコーチは早大を卒業して、ウチに指導者として戻ってきてくれました。こういう流れができると、さらにチームは強くなっていくはず。野球しかやったことがない子たちを預かるわけですから『出口』は大事。部員数も1学年あたり22~23人にしているのは、どうういった形であれ進路の面倒をみるのは、この人数が精いっぱいというのもある。今年の3年生は十数人が大学進学、就職する子も5人ほどいる。学校としても、進路実績がつくれるに越したことはないと思います」

――「出口」が広がれば、ひいては「入り口」も広がります。

「そうですね。今年の1年生には東海地区から入学した子がいます。関東近郊の高校は、関東の大学に対して目立ちやすいですからね。とくに最近は、親御さんが大学、社会人を含めて進路についての関心が高い。ウチは寮に入れる生徒は1学年で8人ほど。下宿は原則禁止です。親が同居すれば下宿でも大丈夫ですが、今はそのケースはありません。限られた中ではありますが、いい流れができてきているのではないかという実感はあります」

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