CSとHR王へバトル…筒香と山田は“満身創痍”とコーチ証言

公開日: 更新日:

 CS争いをする3位・DeNAと4位・ヤクルトで、主砲同士が本塁打王をめぐって壮絶な戦いを繰り広げている。

 13日の直接対決はDeNAが11-3で勝利し、ヤクルトに4.5ゲーム差とした。DeNAの筒香(24)は40号3ランを放ち、38本塁打で追うヤクルトの山田(24)は無安打に終わり、その差は2本に開いた。勝負は最後までもつれるだろうが、当の2人は満身創痍の状態だという。

 筒香は3日の阪神戦で、強烈なファウルチップが右足甲を直撃。試合後は、テーピングでグルグル巻きにした足を引きずりながら球場を後にした。翌4日は欠場したものの、「痛みがあるというのは言い訳になる」と言って以降はスタメン出場を続けている。

 足の状態についてチームは詳細を明らかにしていないが、他球団スコアラーは「動きを見ると、おそらくヒビが入っているのではないか」と言う。

 DeNAの小川打撃コーチはこう話す。

「今は『日にち薬』でやっている。多少の痛みはあると思いますが、CS争いの中で、4番として、チームの顔として、責任感を持ってやってくれていると感じる。本塁打王を取れば今後のプラスになるはずだし、ゴウ(筒香)も意識をしているのではないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー