アマ最後は4位T 畑岡奈紗はプロ転向でいくら稼げるのか

公開日: 更新日:

 ゴルフ業界関係者がこう言う。

「女子プロの商品価値は何といっても第1がビジュアル、続いて情報発信力、実力です。いかにメディアに取り上げてもらえるか、丁寧に受け答えできるかも重要な要素です。ブランドイメージや商品の売り上げにどう影響するか、総合的に判断します。そういう意味では畑岡の場合、まだ未知数であること、またゴルフ業界全体が厳しい状況ですから、メーカーも大金をポンと支払うだけの冒険はできません。所属契約でせいぜい2000万円ぐらいでしょう。ちなみに堀琴音クラスだと、5000万円と言われています」

 宮里と畑岡とではゴルフ市場の状況も大きく変わっており、「藍ちゃんと同じ」というわけにはいかないようだ。

「畑岡は17歳と若く、まだまだ可能性を秘めているわけですから、金額で判断するのではなく、クラブ支給や開発など道具を含めたサポート態勢で選んだ方がいいと思います。そのうえで米ツアーQTを通過したらいくらとか、米ツアーで優勝したらプラスアルファとか、オプション契約を結ぶことになると思います。畑岡は宮里同様、グローバルで活躍してくれるかもしれませんし、東京五輪の代表選手に選ばれる可能性も高いですから、メーカーもプロ転向したからといって、すぐに大金を支払うとは思えません」(前出の関係者)

 世界で活躍すれば、黙っていてもスポンサー料は跳ね上がるわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲