黒田の“花道”意識しすぎ? 連敗広島はチーム全体ガチガチ

公開日: 更新日:

 采配がズバズバ当たって、日本シリーズの1、2戦を取った広島・緒方監督がおかしい。

 前日の敗戦で連敗は避けたい指揮官は四回、自慢の機動力でチャンスをつぶした。先頭の3番丸が四球で歩くと、4番新井の5球目に走らせ憤死。無死一塁から4番のところで盗塁のサインを出したかと思えば、三回には2死一塁で田中を走らせないチグハグさだ。

 八回には、無死から新井が四球で出塁し、5番鈴木は初球に空振り。すると緒方監督は、シーズン中、犠打3個の鈴木に1ストライクからバントのサインを出す。鈴木は外角のボール球にわざわざバットを出してファウル。2ストライクから、今度は強行策に出て右飛に倒れた。2死後ベンチは、新井の代走で一塁走者となった赤松を走らせたものの、ミエミエの盗塁は日本ハムバッテリーに見破られ失敗に終わった。2点ビハインドの九回は2死満塁とし、一打逆転の場面をつくるも、丸の三振でゲームセットだ。

 連敗の緒方監督は「試合の中盤までは打てないながらも四球を選び、何とか得点圏に走者を進めたが、向こうの投手も粘り強く投げていた。取りあえずこれでタイ。明日またしっかり戦って、勝って広島に帰る」と言ったが、ここにきてベンチと選手に硬さが見える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学