男子バレー監督に中垣内氏 営業3年の“ブランク”大丈夫?

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「身が引き締まる思いだ。日本男子を強くするため、シニアと若手選手を一緒に練習させて、一貫して指導していきたい」

 バレーボール日本代表監督就任が決まった男子の中垣内祐一氏(48)が、女子代表監督の中田久美氏(51)とともに都内で会見。低迷が続く男子代表の再建と、20年東京五輪でのメダル取りを誓った。

 現役時代はエースアタッカーとして全日本を牽引。引退後はVリーグ・堺ブレイザーズの指揮を執り、2005-06年シーズンには優勝に導いた。全日本のコーチを務めるなど、将来の代表監督就任を有力視されながら、12年に一般女性との不倫騒動でケチがつき、第一線から退いた。

 その後は所属する新日鉄の社員として営業職に携わり、「主にゼネコンや商社への建材や土木資材の営業に回っていた」(中垣内新監督)という。

 これまでブレイザーズのホームの試合のみ観戦する程度で、3年間は競技を忘れて社業に没頭。得意先から「バレーの中垣内さん?」と向けられても、「親戚です」とごまかしていたという。

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