登板なしでも侍Jに帯同 巨人菅野にささやかれる“故障説”

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 NPBは31日、11月10~13日にメキシコ、オランダと対戦する侍ジャパンの強化試合で、日本代表に選出されていたソフトバンク柳田悠岐(28)、広島中崎翔太(24)が出場を辞退すると発表した。柳田が「右肘関節炎」、中崎は「右腰および右股関節痛」のため。代わってソフトバンク・中村晃(26)、広島・大瀬良大地(25)が追加招集された。

 そこで、ある男が話題になっている。強化試合で「出場登録なし」に変更されたにもかかわらず、チームには帯同するという巨人菅野智之(27)のことだ。球界関係者がこう言った。

「小久保監督は菅野に、来年3月のWBC本番でも大谷と並ぶエース級の働きを期待している。必ず選ばれるであろう主力メンバーには小久保監督から、『なるべく今回の合宿にも帯同してくれ』と頼んでいるようです。3月のWBCへ、他チームのメンバーとも馴染む時間が必要だからです」

 とはいえ、4試合も強化試合を行うのに、「投げない」選手の招集は周囲の臆測を呼ぶ。ある球団の関係者は「巨人がファーストステージで敗退したCSは発熱で投げられなかったというが、長年現場にいる身として、あのレベルの選手ではあり得ない話。以前に故障した古傷の右肘の違和感ではないか。少なくともウチの球団はそう見ていました」とこう続けた。

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