母は水泳エリート 広島1位・加藤拓也の身体能力のルーツ

公開日: 更新日:

 大学卒業後は水泳のインストラクターとなり、東京五輪のアイドル選手だった木原光知子氏(故人)が経営するスイミングクラブで働いたこともある。

 その後、独学で調理師の資格を取得。50歳を過ぎてから転職し、現在は調理師として都内の病院に勤務している。早番の際は朝4時に起床。6時から午後の2時までの勤務体系で遅番もある。

■成績はほぼオール5

 父・弘志さん(71)は野球経験がない。「ノムさんの本を読んだりして野球を勉強しましたね。リトルとシニアでは審判をやっていました」とこう続ける。

「拓也は勉強の息抜きのために野球をやっていた感じです。塾には行ってませんでしたが、中学の杉並シニアの時なんか、ちょっとした時間でも車のライトを頼りに参考書を開いたりしていましたね。勉強が好きな子でした」

 中学時代の成績はほぼオール5。偏差値は70を超える。弘志さんがこう言う。

「塾高(慶応高校)には中学の日本代表とか、他に凄い子がいましたが、上田さん(当時の監督)が拓也の個性を伸ばしてくれて感謝してもしきれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

    センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

  2. 2
    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

    三田寛子ついに堪忍袋の緒が切れた中村芝翫“4度目不倫”に「故・中村勘三郎さん超え」の声も

  3. 3
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

    夏の甲子園「朝夕2部制」導入の裏で…関係者が「京セラドーム併用」を絶対に避けたい理由

  1. 6
    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7
    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

    マイナ保険証“洗脳計画”GWに政府ゴリ押し 厚労相「利用率にかかわらず廃止」発言は大炎上

  3. 8
    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

    「大谷は食い物にされているのでは」…水原容疑者の暴走許したバレロ代理人は批判殺到で火だるまに

  4. 9
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  5. 10
    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

    大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮